この街で♪無礼面 飯島小福祉授業公演





伊那谷田園風景の写真画像




風の谷絵本館無礼面コンサートの看板写真画像

この街で♪無礼面 飯島小福祉授業公演

《信州伊那谷公演レポート》 7月20日(月曜・海の日) 21日(火曜日)、ブレーメンは信州伊那谷公演に行って来まし た。

よく晴れた青い空の下に山々の緑が沸きかえり、暑く美しい信州の夏でした。



観光もグルメも温泉も無く移動と公演だけの旅でしたが、往路の諏訪湖の輝きや裾 野を広げた八ヶ岳の勇姿、帰路で顔を見せ続けてくれた山梨側からの富士山、お天気 に恵まれ、多くの笑顔や拍手と歓声に出会えた2日間でした。

何より心に残るのは350人の子どもたちが最後に一緒に歌ってくれた「この街で」で す。



1日目は「風の谷絵本館」でのライブを、

2日目は飯島小学校での福祉授業と演奏をしてきました。

風の谷絵本館は、館長の津金さんが基礎工事から一人でやって作り上げた小さな建物 です。

廃校になった幼稚園や小学校の床や下駄箱を貰い受けて使い、取り壊された古 い家の梁や柱を蘇らせて出来た空間は、賑やかな一行13人と無礼面の音を歓迎してく れていました。

花で飾られた素敵なステージで1時間半の演奏でした。



飯島小学校では、ブレーメンの福祉授業に初めて弱視のおじさん達が加わり、知的障 害を持つ2人も加わりました。

参加者全員と横浜から応援してくださった方々の力が合わさって、人はそれぞれ少し ずつ違っているのが当たり前、困っていること足りないでいることを補い合い助け合 って一緒に暮らしていこうというテーマを具体的に深めることができた気がします。

時間が限られているため、伝えたいこと伝えたい思いはごく一部しか出せませんでし たが、子ども達は真っ直ぐに受け止めてくれました。

感謝です。

福祉授業の後は恒例の無礼面コンサート!

ツネ蔵は休憩時間10分間でバラバラにされた点字付きルービッキューブ「カチャカチャ」と回す。

子供たちは角砂糖に集まる蟻達のようにツネ蔵をかこに声援を送る。

「あと2分しかない」と子供の声!





ルービックキューブ6面完成の瞬間の子供たちの声

これで無礼面コンサートに!



1人または2人ずつ組になって教室に行っていただいた給食、美味しかったです。

ビンで牛乳飲んでるなんて贅沢な子ども達だなあという声が。

それから思わぬ出会いもありました。

小学校での講演でプレクストークの実物を見せて紹介をしたところ、休憩時間に一人 の先生が興奮した顔でやってきました。

「わたしの夫が、シナノケンシで初代プレクストークの開発をしていたんですよ。こ んなに役に立っているなんて!」

こちらもびっくり。えっ??えっ??えっ!という感じでした。



余談になりますが、宿泊地場所に選んだ「アグリネーチャーいいじま」では別棟を一 棟丸ごと借りられて、部屋の中でのバーベキュー、マンドリン伴奏のカラオケに天の 川の下での花火大会。合宿感いっぱいに盛り上がりました。





☆☆ブレーメンの信州伊那谷公演は、神奈川新聞厚生文化事業団の助成により実施さ れました。