●Screen shot Diary 2001/06/13

CLIVE BARKER'S UNDYING

ジャンル
:FPS(一人称視点型シューティング)
発売元
Electoronic Arts Victor
公式サイト(日本語版)
http://www.japan.ea.com/undying/

詳細:
:日本語版あり(日本語版は、インストール時に、完全日本語、字幕日本語(音声英語)、音声のみ日本語(字幕英語)、完全英語版のいずれかを選択できる)
映画”ヘルレイザー”の制作者、ホラー小説家のクライブ・バーカーが監修したゲーム。
練り込まれたストーリー、凝った演出、キャラクターなどがホラーの世界を見事に表現している。

[CLIVE BARKER'S UNDYING]:こわいよお

最初、このゲームを買う予定は、あっしにはなかった。
が。ちまたで評判がよく、店で山積み、「おもろいよ」「こわいよ」などの評判を聞いているうちに、知らないウチに買う気になっていた。
んで、新品の日本語版をアキハバラのOvertopで6200円で購入-[2001年6月]-。

早速インストール。まず、このソフトのいいところだが、ゲーム中使用される音声と字幕を「完全日本語、字幕のみ日本語(音声英語)、音声のみ日本語(字幕英語)、完全英語版」のいずれかを選択できることだ。
「ストーリーを理解したいから、日本語版が欲しい。けど、音声は英語のままの方がいい!」という人も結構いるので、この機能は評価すべきだろう。うれしい。

まずゲームは、全ての話の中心となる、コブナント家の屋敷に入るところから始まる。

CLIVE BARKER'S UNDYING


[CLIVE BARKER'S UNDYING]:欺かれるな。真の姿を見ろ。

あっしがこのゲームで非常に面白いと思うのが、この「霊視透写」という呪文だ。
このゲームは、主に「武器」と「呪文」を使って進めていき、「霊視透写」は主人公が最初から所持しているものだ。
この呪文を使えば、「そこで起きた過去の出来事」、「真の姿」、「生体反応、霊体反応」を視ることができる。
たとえば、この絵画は、コブナント家の屋敷に飾ってあるものだ。
真ん中の椅子に座っているのがエレミア。主人公に助けを求めてきた人物で、その周りにいるのが彼の兄弟たちだ。
この絵画の前で、「霊視透写」を使ってみると…

CLIVE BARKER'S UNDYING


[CLIVE BARKER'S UNDYING]:謎は、心の眼で解かれる。

このとおり。すでにエレミアの兄弟が魔の者と化していることが解る。
この呪文を使うべきところでは、主人公が持つ「ゲル’ジアバルの石」が光り輝く。

この呪文を駆使して、ゲームを進めていく。

*なお、モザイク部分は首ちょんぱなので、自主規制いれました。
エレミアさんの部分は、ゲームを買うか、ポスターなどでご覧ください。

CLIVE BARKER'S UNDYING


[CLIVE BARKER'S UNDYING]:真実は、どこに?

あっしは、すでにこのゲームはクリアした。なので、全体的に見た感想が言える。言います。
まず、マップ構成が、非常に親切だ。
たとえば、ほかのゲームだと、「一体どこに行けば先に進めるところがあるんだ?」と、行ったところをぐるぐるまわったりすることがある。
このゲームは、マップ構成が複雑なため、あっしは最初それが心配だった。
だが、このゲームは「行かなくていいところにはいけない」という原則をふまえてマップデザインがされている。
「どっこいっきゃいいのかな〜先進めないな〜戻るか」と、戻ろうとすると、戻れない。
そんなときは、必ず今行ける所のどこかに、先に進む道があるのだ。

このコブナント家の屋敷だけでもマップはかなり広いが、ゲーム全体ではコブナント家の屋敷以外のマップが大半を占める。
壮大な冒険ができるだろう。

そして、濃厚なストーリーとそれを効果的に見せてくれる演出。
このマウスとキーボードを併用したタイプのゲーム(Quake系とも言う)は、かなり自由に行動できるのが特徴なのだ。
そして、その状態のまま、ストーリーが進んでいく。
キャラクターがしゃべり、マップがうごめき、ストーリーが進む。
まさに自分が主人公を体験できるのだ。

単なるホラーでは終わらないこのゲーム。一度やってみることをお勧めします。
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